【2017】大学生インド一人旅④〜ブッダガヤ編〜
わたぽんです。
こちら前回の記事→【2017】大学生インド一人旅③〜バラナシ編〜
今回は仏教の祖ブッダが悟りを開いた地・ブッダガヤ編でございます。
鈍行列車でブッダガヤへ
バラナシ駅から4時間かけて、ガヤ駅へ。
お決まりの2時間遅れ。ぼーっとしながら待ちます。
どうでもいいけど、
こんなに姿勢で寝る犬は見たことない。暑いんでしょうね、さすがインド。
何はともあれ電車に乗り込みます。ガヤ駅に着いたとき優しい若者二人組が教えてくれたので、問題なく下車しました。
仏教の街・ブッダガヤを観光してみた
ど田舎にある聖地ガヤ
ガヤは思ったより小さな町。ニューデリーやバラナシとは比べ物にならないレベルです。
田舎なのに、大通り沿いにズラーっと露天が立ち並んでいたのは意外でした。
多くの店で東南アジア系やチベット系の人たちが、仏教関連の道具を売っています。インドじゃない違う国に来たようにさえ感じました。
インド人の自由奔放さは全国共通。
「いや、やっぱインドだわ」と安心。
ともあれ仏教の聖地ということで、今まで訪れた他の街とはまるで様相が違います。1つの国にさまざまな宗教や文化が入り乱れているので、違いを楽しめますね!
ただ気になったのは、「仏教ゴリ押ししすぎじゃない?」ということ。『ブッダ・ヘアカッティングサロン』や
『ブッダ・ゲストハウス』を見て感じました。絶対関係ないやん...。
日本寺を訪問しました
ブッダガヤには各国の仏教寺があります。それぞれの国によって建築様式や慣習がまた違うので、興味深いんです。
我らが日本寺。ウェルカムな雰囲気で、係員の人が笑顔で招き入れてくれました。
大きな鐘や、
本殿。いかにも日本っぽい感じですよね。
印象的だったのは、敷地内にある学校『菩提樹学園』。
日本の援助によって運営されているらしく、日本民謡を歌っている子供たちの姿がとても微笑ましかったです。
生徒たちと仲良くなりました。仲睦まじい兄弟。
彼らの家の周りはこんな感じでした。インドは急速に経済発展してるというけど、まだまだ田舎の方は貧しいのでしょう。「格差」を肌に感じました。
滞在先はお寺の1宿坊
なんとブッダガヤではお寺に泊まれます。ドミトリー1泊150ルピー(円)!
日本寺のすぐ隣にある仏心寺。こちらの宿坊で3日間過ごしました。
朝夕には座禅体験が無料でできます(ぼくは参加しそびれました)。
ちょっと仲良くなった少年。
宿坊内には仏教関連の本がたくさんあります。まさかインドで『聖☆おにいさん』を読むとは(笑)
屋上から見た景色。この穏やかな空気に癒されました。
ブッダガヤグルメを堪能
他の街とは違い、タイ料理やチベット料理が楽しめます。インドカレーにすっかり飽きたぼくはめちゃくちゃ嬉しかった!
オススメは『フジグリーンレストラン』のモモ、100ルピー(175円)。モチモチの皮の中に、肉汁たっぷりの餡が入ってます。
店員は適当だけど、味は文句なし!
ちなみに3人の店員はみんな、『ミッション:インポッシブル』のインド版を眺めてました。
『Be happy caffe』では洋食が楽しめます。店主は、インド人の夫を持つイギリス人。美人です。
こちらのスパゲティー200ルピー(350円)がすごくおいしかった。インド料理に飽きたらぜひ!
いざ世界遺産へ!
いよいよ世界遺産・マハーボディー寺院へ向かいます。町の中心にあるので分かりやすいかと。
まずはチケットカウンターでチケットを購入。100ルピー(175円)。
入り口をまっすぐ進み、簡単なセキュリティチェックを受ける。
そしてマハーボディー寺院とご対面!圧倒的な存在感!
近くに寄ってみると、精巧な建築物であることが分かります。
寺院の周りは多くの仏教徒でひしめき合っていて、経文を読み上げたり、礼拝を捧げたりしています。そんな光景に心揺さぶられました。
修行僧も数え切れないほどいます。
このマハーボディー寺院。どうやら中に入れるそうなので、入ってみました。
内部にはブッダの彫像。ぼくは仏教徒じゃないけど、なんだか厳かな気持ちになりました。同時に仏教の偉大さが、少し分かったような気がしました。
寺院の裏側には菩提樹があります。この木の下でブッダは悟りを開いたとか。
最後にもう一度、マハーボディー寺院を眺める。夕日が差しかかっていることもあり、神聖に見えました。
今回はブッダが6年間修行した『前正覚山』や、スジャータ村には行きませんでした。
でもこの旅がきっかけで仏教に興味を持ったので、また来たときは絶対に行こうと思います。
そんな感じでブッダガヤ編は終了!次回のコルカタ編でクライマックスを迎えます!