【2017】大学生インド1人旅①〜ニューデリー編〜
わたぽんです。今年2017年1/12~2/1まで、インドを1人旅していました。
帰国してからもう8ヶ月が経ったけど、「どうせなら旅行記を残しておこうか」とふと思ったので、全5部作で記事にします!
今回は混沌の国インドの首都・デリー編でございます。
東京〜北京〜デリー
羽田空港を出発
1/12(火)、出発の朝は穏やか。お昼頃、羽田空港にやってきました。これから北京経由でデリーへと向かいます。
飛行機へ乗る前に腹ごしらえ。これから1ヶ月くらい日本食が食べられないので、最後の晩餐です。みそ汁が飲みたかったので吉野家へ。
牛丼大盛りサラダセットをかきこみます。牛丼が食べられなくなるのかあ。
搭乗アナウンスを待ちながらぼーっとしていると、台湾の友達からメッセージが。「まじ気をつけろよ!兄弟」って言われました。惚れてまうやろ...。
そして出国。首にはネックピロー(さっき空港で買った)、顔にはマスクとメガネ、爆睡する準備万端!
というわけで飛行機に乗り込みます。まずは3時間かけて北京国際空港へ!
機内でコーヒーをごちそうになりました!
座席に寄りかかってうたた寝していると運ばれてきました。中国東方航空の機内食はわりと美味。CAさんも超可愛いし。
あっという間に北京へ到着。ふと気がつくと、こっちをチラチラ見てるインド人が。なんか怖い。と思ったら話しかけて来おった!
「日本人?おれネパール人なんだけど、港北に住んでるんだよねー!」
ネパール人かい!てか日本語うますぎやろ(3年間勉強してるらしい)。
色々ツッコミどころあったけど、とりあえず記念にパシャり。おそろいの帽子でちょっと恥ずかしかった。
ネパール・カトマンズに行く彼と別れ、すぐにデリー行きの飛行機へ搭乗。この辺から頭にターバン巻いた人がぞろぞろいて、ちょっと興奮した。
機内に入り座席につくと、隣はインド人の社長でした。保険会社を経営してるそう。けっこう仲良くなって、ぬるいインスタンスコーヒーをごちそうになりました。
「君の名は。」を観てたらあっという間に到着。デリーのインディラ・ガンディー空港です。
あの手なんなん。「とうとうインドか...」と感じました。
インド人社長の家にアポなしで宿泊...?
着いたのは深夜3時近く。もともと空港泊する予定だったので社長とはお別れ、のはずでしたが...。
「え?空港に泊まんの?じゃあ、家に来ちゃいなよユー!」
!?
いやいや!仲良くなったとはいえ、なんで見ず知らずの人の家に泊まるんだよ!しかもインド人だし!超うさんくせええええ!!!
「いや・・・。でも、悪いから、さ。やっぱ空港で時間を潰すよ・・・」
うまい。優しくオブラートに包み込み、相手を傷つけないよう配慮した完璧な回答。しかし、
「え?空港に泊まんの?じゃあ、家に来ちゃいなよユー!(2回目)」
相手はまったく引かない。そして1日の疲れが溜まっていたぼくは、とうとう折れてしまいました。そう、やりとりがめんどくさくなって、社長宅に泊まることにしたのです...。
タクシーに乗せられグルガオンへ。グルガオンはデリー近郊の町で、外資系の高層ビルが立ち並ぶ開発地域。
社長はシェアハウスに住んでました。もう一人屈強な男がいたけど、普通に優しかった。二人ともただのビジネスマンのようです。
「このダブルベッドで寝なよ!」と言われて案内された部屋。かなり清潔。
でもなんでしょうね、この不気味な感じ。印刷した切り抜きが壁中に貼ってありました。良い人だとは思ったけど、一応貴重品を抱えて眠りました。
今思えば、相手が強盗かゲイだったら終わってました。くれぐれも知らない人について行ってはいけません、ホントに。
ニューデリーの街を歩いてみた
グルガオンの街を無一文で歩き回る
朝9時くらいに叩き起こされました。どうやら二人とも仕事に行くそう。お礼を言って社長宅を後にします。
「もっと寝たいなら、家で待っててもいいけど」
どんだけ寛大なんだろうこの人たちは。さすがに悪いので、デリーへ向かいます。
ここで両替し忘れたことに気づきました。タクシーに乗ろうと思ったら、財布が空っぽだったのです。
それから2時間ほど、無一文でグルガオンの街を歩き回るハメに。水も朝ごはんも買えなかった。インドへ行く際は少額でいいので、必ず空港で両国しましょう。
人に聞きまくってなんとか両替所を発見、なんとかルピーを手に入れました。高値をふっかけられるも、タクシーに乗り込みニューデリーへ向かいます。
日本人宿サンタナへ
ようやくニューデリー市内へと入りました。見渡す限り人、人、人、たまに牛。
「地球の歩き方」に載っていた、日本人宿サンタナを目指します。空腹・疲労・ストレスが限界。結構きつかった。
途中、若いインド人に話しかけられました。
「おれオーストラリアでワーホリしてるんだ!久しぶりに帰って来たの!道案内しようか?」
ガイドブックで読んだ詐欺師っぽいなあ。警戒しながらついていってみると、観光案内所へ連れてかれました。詐欺。
*インドでは、「慣れない観光客にフレンドリーに話しかけ、観光案内所やお店に連れて行き、高値で売りつける」といった詐欺が多発してます。街中で馴れ馴れしく話しかけてくるインド人がいたら、99%疑いましょう。
その後地図を頼りに、サンタナへ。3泊で1200ルピー(3000円弱)。
共用スペース。ここで2日間ご飯を食べました。
3人部屋のドミトリー。クーラーはないけど、扇風機があります。ベッドは清潔。
トイレ。インド人は左手でおしりを吹きます。
水しか出ないシャワー。死ぬかと思った。
朝ごはんが出ます。「パン・スープ・チャーイ」の三点セット。普通に美味しい。
宿泊客は100%日本人。初めてインドに行く人にオススメの日本人宿サンタナ!ばんざい!
インドグルメを堪能
カレー大好きわたぽんです。本場のカレーを始め、色々なインドグルメをたくさん食べました。
まずは1品目、店員おすすめの『チキン・カレー』
スパイスの効いたカレーとよく煮込んだ鶏肉のコンビがGood。ただし辛い。
2品目、『ベジ・カレー』
とってもヘルシー。ただし死ぬほど辛い。
3品目、駅前の食堂で食べた『ターリー定食』
辛すぎて涙が止まらん。
4品目、同じく駅前の食堂で食べた『生野菜』
このあとめちゃくちゃ下痢した。
5品目、『ジャム付きチャパティ』
「お腹空いてないんだよねえ」と言ったら、どさっと出された。味があんまりしなかった。
この旅を通してカレーが嫌いになりました。現場からは以上です。
ニューデリーの街をふらっと散策
ゲストハウスを出て街を散策。想像していたよりも、道路はキレイでした。
ゲストハウスやお店が立ち並ぶメインストリート。雑多な感じがインドっぽいですね。
わんこを発見。ここまでやる気のない犬は見たことねえ。
ニューデリー駅前に来ました。オートリキシャ(タクシーのバイク版)と詐欺師がいっぱいいます。
これがオートリキシャ。「ON DUTY(勤務中)」なのにサボっとる!
駅前の露店。どれもバッタもんだが、めちゃくちゃ安い!
「No picture!」と言われましたが構わずパシャり。駅前には多くの食堂があります。観光案内所も多いけど、だいたいボッタクリなので注意!
少年も普通に働いてます。労働基準法?なにそれ
大通りに出ました。「ビー!ビー!」とクラクションが鳴り止まない。うるさい。
インド名物・ラクダみたいな牛。
われらがマクドナルドです。ベジタリアンメニューが豊富です。後ほどコルカタで、マハラジャバーガーを食べました。
意外にもキリスト教のお墓。ヒンドウー教、イスラム教、仏教だけじゃないんですね。まさに混沌の国です。
また死にかけた犬を発見。
ピーナッツ専門店です。眺めていたけど、誰も買ってませんでした。
ニューデリー唯一の善人、スパイス屋さん夫婦。すごくいい人たちでした。
おっちゃんとパシャり。チャーイを奢ってくれました。
チャーイを売ってる兄ちゃんとも仲良くなりました。
一杯10ルピー(17円)。紅茶にシナモン?が入った飲み物。うまし。
あとはクリケットを見物したり、
めちゃくちゃキレイなメトロに乗ってみたり、
「赤い城」ことラール・キラーを眺めたり、
神秘的なモスクに感動したりと、
思う存分ニューデリーを満喫しました。見てください、この浮かれ顔。
運転がめちゃくちゃ荒いので、ブレブレwww
そんな感じで、次はタージ・マハルのある街・アグラへと向かいます!