れーぞん・でーとる

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『金持ち父さん 貧乏父さん』から学ぶ賢い働き方とお金の使い方

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「お金の悩みは死ぬまでつきまとう」

 

生きるためにはお金が必要です。

 

にもかかわらず、学校で「お金」について学ぶことはありません。ちょっとおかしな話ですよね、教養と言ってもいいくらいなのに。

 

そんな「お金について何も知らない日本人」にぜひ読んでほしい本がこちら、『金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

 

投資家である著者ロバート・キヨサキが、お金と働き方についてじっくり書いた本です。金持ちになる方法に関しては、「う、うさんくさい・・・」と思ったのですが、賢い働き方・賢いお金の使い方は勉強になりました笑。

 

この記事では、中でも「これは大事だなあ」「これはすぐに実践するべき!」と思った教えをいくつか取り出していきます。

 

 

お金を自分のために働かせるべし

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

金持ち父さんは、何度も「負債を減らし、資産を作れ」と口にしてます。お金を資産形成に使うことがよっぽど大事みたいです。

 

ちなみに、ここでの「資産」と「負債」の意味はこんな感じ↓ 

資産は私のポケットにお金を入れてくれる。

負債は私のポケットからお金をとっていく。

まずは、種をまくようにコツコツと資産を積み上げていきましょう。ポケットにお金を入れてくれるモノが資産ですから、まさにブログやYoutubeはうってつけ。シンプルに投資でもOK。

 

初めは大した額にならないけど、積み重ねていくことで収入は膨れ上がっていきます。しかも資産は24時間サボらずに働いてくれます。

  

「ブログが資産になる」と色々なブロガーが口にしているのですが、ようやく腑に落ちました。「お金のために働く」のではなく、「お金を自分のために働かせる」と意識して、資産をコツコツと作ることが賢いお金の使い方なのです。

 

学ぶために働くべし

「『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい」

めっちゃ良いこというやん・・・。

 

就活を控えているぼくの心にぐさりと突き刺さりました。『いくら稼げるか』ではなく、『何を学べるか』

 

年収や企業イメージにとらわれず、「この仕事をすると何が得られるのだろう」「この会社に入るとどんなことが学べるのだろう」と考えることはめちゃくちゃ大事ですね。

 

長期的に、遠い先の人生を眺めつつ仕事を選んでいこうと思います。

 

とにかくGiveするべし

「何かほしいものがあったら、まず与えなければダメだ」 

世の中には、自分の欲しいものだけを奪おうとするクレクレ君がわんさかいます。でも、本当に欲しいのならまずは与えること。

 

「信用」が「お金」より大事な現代において、積極的に持っている知識や経験やお金をGiveすることです。コツコツと発信し続けた先に、初めて得るモノがあるのです。それはお金かもしれないし、信用かもしれない。

 

関連記事:岡田斗司夫から学ぶ『評価経済社会』と『カリスマ論』【書評】 - れーぞん・でーとる

 

「与えるだけだと損じゃないか!」と思うかもしれないけど、結果的にGiveし続けた方が多くを得ることになるんですよね。こちらの本に詳しく書いてあります↓

 

まとめ

「なんだか怪しい・・・」と何度か思ったのですが、全体的には学びが多い本でした。

特に、

  • 資産を作るべし
  • 学ぶために働くべし
  • とにかくGiveするべし

の3点はいいですね。現代を生きる上で非常に意味のあることです。

 

「賢い働き方」「賢いお金の使い方」を学びたい人にはぴったりの本でした。