【2018】おすすめの初心者向けギャルゲー・エロゲーランキング15【PS4,PS3,PSvita,PC対応】
おすすめのギャルゲー・エロゲーランキング15を紹介します。一度は聞いたことのある名作を中心に、ギャルゲー初心者を想定して厳選！
アニメと比べてギャルゲーは敬遠されがちですが、涙が止まらないほど秀逸なシナリオ、優れたゲーム性と熱い展開、クオリティの高い楽曲など多くの魅力があります。
個人的には泣きゲーが好みなのでジャンルに偏りこそありますが、誰もが楽しめる作品ばかりをリストアップしたつもりです。参考にしてみてください。
おすすめのギャルゲー・エロゲーランキング1位〜15位
1位 CLANNAD
怪我でバスケットボールを断念し不良となっていた主人公の岡崎朋也は、ある日学園前の坂道で女子生徒の古河渚と出会う。渚は演劇部の復活を目指しており、朋也や朋也が教師幸村俊夫の働きかけで出会った友人の春原陽平、その他ヒロインらが演劇部の再建に協力していく経緯を軸に、各キャラクターのルートに分岐して物語が進められる（演劇部が関与しないルートもある）。
家族愛、友情、三角関係、片思いなど、分岐ルートごとに取り扱う主題が違うので、一粒で何度も美味しい名作。アニメ版の評価も非常に高いですが、原作だと主人公の声が吹き込まれていないためより感情移入でき、自分のペースで進めることができるのでオススメ。春原との馬鹿げたやり取りには何度吹き出したか分かりません。
少し古い作品ゆえ絵柄にクセはありますが、1人の人間の人生を描くストーリーの完成度、ユーモラスで楽しい日常パート、心揺さぶられるBGMとシナリオの素晴らしさは群を抜いており、ギャルゲー界の最高傑作たらしめています。「CLANNADは人生」という名言が生まれるくらい自分に人生について考えさせられました。
2位 車輪の国、向日葵の少女
初夏。 罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。 罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。 『1日が12時間しかない』、『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。 崖にひっそりと建てられた自分の墓、 山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。 贖罪を問われることになった男が見た、車輪の国の真実とは……。
可愛いキャラデザ&鮮やかな風景とは対照的に描かれるダークな世界観、予想の斜め上を行く展開の連続、叙述トリックを駆使した上質なシナリオが魅力。るーすぼーい氏の脚本様様。
架空の世界という設定ではありますが、生々しい現実感とSFチックな物語性が程よく絡み合っており、独特な雰囲気を醸し出しています。ギャルゲーながら"罪"や"罰"という重厚なテーマを象徴的に描き出し、心に訴えかけてくるので、文学を嗜んでいるような不思議な感覚を楽しめる名作です。
3位 リトルバスターズ!
主人公・直枝理樹は幼い日に両親を亡くし、絶望の中にいた。それを救ったのがリトルバスターズと名乗る少年たち（棗恭介・井ノ原真人・宮沢謙吾・棗鈴）だった。 彼らは理樹を連れだし、いろんなものを悪役に仕立て上げ、成敗して回った。彼らは馬鹿で返り討ちばかりあったけど、とても楽しかった。彼らと一緒にいると、寂しさや痛みはやがて癒えていった。 そうして時は経ち彼らは同じ学園に入学し、今年で二年生。今日も恭介の発案の元、馬鹿を続け、彼らは青春をひた走る。
コメディタッチの物語、仲間同士の熱い友情、テンポ良く楽しいストーリーが楽しめる青春群像劇。よく出来たシナリオ感動具合が凄まじく、Refrain入ってからは怒涛の展開に終始涙が止まりません、特に男たちとの別れ際。
設定に突っ込みどころが多かったりしますが、フィクションということで目をつむれば、エンターテイメント作品としては抜群の出来。Hシーンはあまり期待しない方がいいです、全年齢版の方がいいかなと。
4位 G線上の魔王
真冬。 粉雪の舞う大都市に’魔王’が出没した。 望みは、無論、人間社会の崩壊である。 主人公・浅井京介は、学園に通うかたわら、養父のビジネスを手伝って、 存外な大金を動かしていた。 倣岸な養父に影響を受けた彼は、才能を余すところなく発揮して、 ついには有名企業のブレインとしての顔を持つようになっていた。 けれど、彼は普段はクラシックを愛するひょうきんで明るい青年である。 クラスメイトの椿姫と義理の妹の花音、親友の栄一に囲まれながら、 楽しい学園生活を送っている。
ミステリー要素全開のぐいぐい引き込まれるシナリオ、クラシック音楽をアレンジしたBGMが持ち味で、ノベルゲーとしては最高の出来。魔王との高度な頭脳戦とにかく熱いです。目まぐるしく切り替わる展開に鳥肌が止まりません。
重厚で奥の深い作品性には善悪について考えさせられ、物語に進むにつれ明らかになっていく真実、クライマックスの感動が素晴らしい神ゲー。「車輪の国」の方が個人的にはオススメですが、サスペンス作品が好きならこちらの方が良い。
5位 グリザイアの果実
──その学園は、少女達の果樹園だった。 外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。 守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。 そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。
遊び心あるブラックジョークが散りばめられた日常パート、重く暗いシナリオ&陰鬱とした雰囲気、主人公の完璧超人っぷりが味わえる名作。「エンジェリック・ハウル」のトラウマに残る感じとかやばい。
雄二の生い立ちが明かされる2作目「グリザイアの迷宮」こそ真骨頂で、軍人に育てられたり、スナイパーの腕を仕込まれる日々など描かれる壮絶な過去の面白さは異常。キャラクターも可愛く愛嬌があります。しかし、真のメインヒロインは雄二。
6位 穢翼のユースティア
悲劇は往々にして不条理なものだが、これほど不条理という形容がしっくりくる悲劇もなかった。 その日、この都市の一角が多くの人命と共に大地へと崩落した。 性別、年齢、人間性、地位、経済力…… 犠牲者に一切の区別はなく、ただそこにいたという一事だけが、彼らの命を奪った。 なぜ死なねばならなかったのか。 無数の死に何の意味があったのか。 答えはなく、残された人々に与えられたのは、輪郭のない茫洋たる喪失感だけだった。 後に大崩落（グラン・フォルテ）と呼ばれる悲劇だ。 あれからずっと、この都市「ノーヴァス・アイテル」には不条理の雨が降り烟っている。 上層から下層へと、都市を濡らした水は低きへ流れ、やがて牢獄に聚まり澱む。 嵩を増す汚水を取り除く術もないまま、囚人たちはただ喘ぐ。 いつの日か、この都市「ノーヴァス・アイテル」に陽が差す時が来るのだろうか。
よく作り込まれたダーク&ファンタジックな設定、壮大で退廃的な世界観、救いのない過酷なストーリーが魅力。物語が進むにつれ明かされていく世界の謎、徹底的に描かれる不条理が秀逸で、オーガスト作品の中で群を抜いて素晴らしい作品。
脇役があっさり死んだりしてプレイしていて辛いのですが、その不条理感が癖になります。絶望だけではなく、その中にある一縷の希望、一筋の光を描いており、それがはっきりと伝わる圧巻のラストシーンには感動しました。
7位 AIR
第一部は現代が舞台であり、主人公であるさすらいの人形遣いの青年（国崎往人）が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語が描かれる。ゲームの進行は、プレイヤーが選択肢を選びながら男性主人公がヒロインを攻略するというもので、一般的な美少女ゲームと同様である。
爽やかな夏の田舎町を舞台に、全3部に渡って、1000年の時を経て受け継がれる想い、無償の家族愛を描く泣きゲー。余韻が残る感動のストーリー、爆笑必須のギャグパートの完成度が非常に高い傑作です。
特に切ないSUMMER編、脚本が秀逸すぎるAIR編がオススメ。幸せについて考えさせられるラスト&ファンタジックな世界観が絶妙に混ざり合っていて、プレイし終わる頃には涙で顔がぐしゃぐしゃになりました。古めの作品ですが、シナリオに関しては抜群のクオリティ。
8位 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
主人公・岡部倫太郎は彼のサークルの友人と共に秋葉原で日々ヘンテコな開発を行っている。ささいなきっかけからタイムマシンを発明した岡部らは、後に出会う天才少女・牧瀬紅莉栖を巻き込みタイムトラベルの解明に没頭していくが、同時にとある研究機関に狙われることとなる。いくつもの要因が偶然に重なりあった時、秋葉原に本拠を置くサークルのメンバーたちに世界規模の「未来への選択」が委ねられる――
時間遡行・タイムトラベルをテーマにしたSF作品。広がり収束していくテンポの良いストーリー、皮肉で切ない展開、ギークで個性的なキャラクターが魅力の傑作ノベルゲーム。
他作品と比べて萌え要素が少なく、純粋に胸の熱くなる物語が楽しめます。賑やかな日常パートでの掛け合いも楽しい。詳しくはネタバレを避けますが、カットされてしまったシーンが多く含まれているので、アニメ版が好きならやるべきです。
9位 WHITE ALBUM2
舞台は2007年秋の東京都。峰城大付属3年生の北原春希は学園生時代の思い出を作るため、軽音楽同好会へ加入し、学園祭でステージに立とうと思うが、本番を待たずしてバンド自体がメンバー間の痴情のもつれから崩壊してしまった。学園祭に参加することを諦められない春希はメンバー集めを開始、屋上で歌っていた学園のアイドル小木曽雪菜を勧誘することに成功する。更に、クラスの問題児冬馬かずさがピアノの天才であることをつきとめ、紆余曲折の末に彼女をメンバーに迎えることに成功する。バンド再結成から本番まで時間も無くバラバラだった3人だが、練習などを通じて結束を深め、結果として学園祭のステージは大成功を収めた。しかし、3人の想いはステージ終了後から少しずつすれ違いを始め、悲劇的な結末へと走り出すこととなる。
気持ちのすれ違い、淡い恋心、友情と恋愛の間を揺れる感情など、ゲームとは思えないほど生々しい三角関係が味わえる恋愛ゲーム。切なさや虚しさに胸を抉られますが、妙な中毒性があり、進める手が止まりません。
たった1つのボタンのかけ違いで引き裂かれていく友情があまりに儚く、喪失感と絶望が凄いです。それぞれのキャラクターが持つ独特な性格に感情移入しにくいかもしれませんが、よく練られたシナリオとドラマティックな演出に関しては神ゲーです。
10位 planetarian~ちいさなほしの夢~
世界規模の戦争によって荒廃した近未来の世界。人口は激減し、気候変動によって地上に陽光が射すことはなくなり、厚く垂れ込めた雲からは生物に有害な物質を含んだ雨が絶え間なく降り続いていた。ある日「屑屋」を生業にする一人の男が、「封印都市」と人々が忌み嫌う廃墟の都市からまだ使用可能な物を探すべく、廃墟となった商業施設の一つに潜入した。その屋上にあるプラネタリウムで、彼は少女の形をしたロボット・ほしのゆめみと出会う。
Key作品としては珍しく短編ですが、感動のシナリオがサクッと堪能できるシナリオゲー。退廃的で幻想的な世界観、人間味のあるキャラクター、感動を引き立てる楽曲が魅力。
ロボットの少女が辿る悲痛な運命、健気に働く姿、屑屋と名乗る男の心情が痛いほど伝わり、深く感情移入し、クリアし終わる頃には静かに泣いてしまいました。アニメや映画が気に入ったのなら、より丁寧に、より美しく、より味わい深く物語が語られるゲーム版もやると良いかと。
11位 沙耶の唄
爛れてゆく。何もかもが歪み、爛れてゆく。 交通事故で生死の境をさまよった匂坂郁紀は、 いつしか独り孤独に、悪夢に囚われたまま生きるようになっていた。 彼に親しい者たちが異変に気付き、 救いの手を差し伸べようにも、 そんな友人たちの声は決して郁紀に届かない。 そんな郁紀の前に、 一人の謎の少女が現れたとき、 彼の狂気は次第に世界を侵蝕しはじめる。
沙耶の唄 Nitro The Best！ Vol.2 Windows 10対応版 - アダルトPCゲーム - DMM.R18
非常にグロテスクかつ気味が悪いのですが、高い文章力、鬱々とした展開、徹底的に描かれる純愛に引き込まれる名作。脚本を担当する虚淵玄の才能の片鱗を感じさせると同時に、独特のプレイ心地があります。
長時間プレイしていると気分悪くなるので食前にはやらない方がいいですし、触手、スプラッター、鬱展開多めなので人を選びます。個人的には非常に入り込めましたし、エロゲー界に波紋を呼んだ衝撃作なので試してみもいいかと。
12位 Fate/stay night
角川ゲームス 2014-09-18
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師（マスター）は7騎の使い魔（サーヴァント）と契約し、聖杯を巡る抗争「聖杯戦争」に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。
アーサー王、ギルガメッシュ、ヘラクレスなど誰もが知ってる英雄が繰り広げるバトル、とにかく最高。ど迫力のバトルはもちろん、熱い人間ドラマと疾走感溢れる音楽が大ボリュームで楽しめます。
設定があまりに壮大で、独特な世界観にぐいぐい引き込まれました。出来の良いアニメ版が好きなら、物語がより濃密に描かれるゲーム版もやるべき。燃えゲー好き、シナリオゲー好きにオススメです。
13位 素晴らしき日々
空に連れてかれる日と呼ばれる日。 あるいは、素晴らしき日と呼ばれる日。 それともその名は終ノ空？ 鏡の世界？ 不思議の国？ いくつもの言葉で語られる境界の日。 空いっぱいにつまった言葉を眺める少女。 彼女が見上げる空は、幾多の色に染まっている。 夏の……とある暑い日差しの日をめぐって、いくつもの視点が交差する世界……。 世界の端を見つめてみたいという少女は、世界の果てで何を見るのであろうか……。 世界の果て。 世界の限界。 その先の風景。 一つの物語が終わり、新しい物語が始まる。 その時……ボクは君におとぎ話をしてあげよう。
初めは難解で意味深なストーリーについていけないのですが、徐々に謎が明かされていき、クライマックスでは華麗な伏線回収と緻密なシナリオに鳥肌が止まりません。昨今の薄っぺらいギャルゲーとはレベルがまるで違います。
陵辱、百合、宗教、スプラッターなど過激で猟奇的な表現に嫌悪感を覚えたり、胸糞悪くなったりしますが、哲学やカルト好きならどハマりするかと。プレイヤーの度肝を抜く異色の作品です。系統としては「さよならを教えて」に近いかも。
14位 Rewrite
―――書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。 緑化都市、風祭。文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。 そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。 都市を上げての収穫祭。 巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は記事のネタ集めのバイトを始めることに。 風祭では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。 同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。 瑚太朗はオカルト研究会の部長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。 それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。 騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。 瑚太朗はまだ気付かない。 それが誰も知らない『真実』の探求へ繋がっていくことを。
感動シーンを引き継ぎつつも、Key作品としては珍しいバトル要素、オカルト要素、社会問題への投げかけを盛り込んだ前衛的作品。ライターが麻枝准ではないので、従来のKey作品とは違った魅力が味わえます。
豪華声優陣が担当する個性的なキャラクターも、壮大でボリューミーなシナリオも、感動を引き立てるクオリティの高い楽曲も素晴らしい。EDでは言葉にならない感動に、ただただ呆然としてしまいました。
15位 うたわれるもの
ある大陸の北東に位置する辺境の地に、ヤマユラの集落がある。作物の育たない痩せた大地ゆえに民は貧しい生活を強いられながらも、辺境で生きる者ならではの屈強さで明るく和やかに暮らしていた。 そんなある日、もろい民家をなぎ倒すほどの激しく大地を揺さぶる地震が起きる。そのとき集落付近の森にいた少女エルルゥは、大怪我をして倒れていた男ハクオロと出会い、集落へ連れて帰り手厚く看護する。
頭を使う戦略ゲームとしても、シナリオ重視のノベルゲーとしても優れた泣きゲー。民族的な感じとか、古代風な感じが好きならどハマりするかと。男含めたキャラが個性的で愛着が湧きます。
徐々に明かされる世界の真相、切なくも壮大なストーリーに終盤ではかなり感動しました。アルルウ&エルルウとの別れはもう反則。続編「うたわれるもの 偽りの仮面」にも前作のキャラクターが多数登場するので面白いです。
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